みなさんこんにちは。
ハンクです。
会社勤めしていて思うのは、本当に人と人が分かりあうのは難しいということ。
私は怒ったり、泣いたりという感情は議論にならないので、よっぽどでないと出してはいけないと考えている。
あくまで給与をいただいて仕事をしながら自己実現を達成しようとしているのであって、会社は自身の自分勝手なストレス解消をする場ではないからだ。
私の部下の態度が悪かったからとか、他部署の後輩がミスをしたとか、建前上は教育として注意をしているつもりなんだろうが、事実確認とか相手の心情とかを確認せずにただ怒るという上司や役職者はまず自分は偉くないんだということを肝に銘じてほしい。
私からすると、たとえ事実確認等行っていたとしても、怒りの感情が見えるような話し方をする時点で人としてどうかと思う。
ましてやそれが役職者であれば尚更。
私も部下や後輩がいる身なので、それらの人たちを反面教師にして精進しようと思う。
さて、今日はM&A関係を追加でやっていこう。
MBO(マネジメントバイアウト)
英語でManagement Buy-Outのことで、経営陣が自社の株式や一部の事業部門を買収して独立することを指す。
たとえば、オーナーではない経営者が、事業の継続を前提として、オーナーや親会社から株式を買い取り、経営権を取得することなどが該当する。
また、経営陣ではなく従業員が所属している部門を買収して独立する場合、EBO(Employee Buy-Out)と呼ぶこともある。
要は経営者が自社株を買収するということだ。
最近でいうとソフトバンク孫正義のスローモーションMBOをするというニュースが有名。
ソフトバンクG、「スローモーション」MBOを協議-株価急騰 - Bloomberg
これは簡単にいうとゆっくり1年余りかけてMBOをやっていくということだ。
MBOを行うと経営権が経営者に集中するため、やろうとしていることを実施しやすくなったり、そのスピードが上がったり、経営戦略を長期的に立てやすいといったメリットがある。
株主に色々言われなくて済む。
もちろん株主からしたら高値で売却したいが、経営者は安く購入したいのでその点で利益相反になる部分があり、株主も許容できる範囲での買収も大切になってくる。
MBOではこうした経営者と株主の利害関係や経営手法が見えてくるところがあるので面白い。
また余談だが、ソフトバンクがスローモーションMBOをするとニュースになった時、デイトレードではソフトバンクの板に有名投資家が集結して天下一武闘会みたいになっていたので、とても熱かった。
それではまた。