ペットとお金とお仕事

ペットや金融・会計についての日常を綴る経理社員

売買益も配当も優待も全部欲しい!だってにんげんだもの。

2022年8月2日㈪ マーケット
日経平均(円) 27,594.73 -398.62(-1.42%) 2日 15:15 大引
NYダウ工業株30種(ドル) 32,798.40 -46.73 1日 終値
S&P500種 4,118.63 -11.66 1日 終値
ナスダック 12,368.976 -21.712 1日 終値
FTウィルシャー5000 41,853.77 -99.63 1日 終値
NY金(ドル/トロイオンス) 1,787.70 +5.90 1日 終値
NY原油(ドル/バレル) 92.89 -1.00 2日 6:26
円・ドル 130.86 - 130.87 -1.69 2日 19:31


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みなさんこんにちは。
ハンクです。

ドル/円が一気に130円台になったね。

www3.nhk.or.jp


このまま円高になると、S&P500やオールカントリー等の海外ファンドを持っている場合は、今はなんとか円安でプラスが出ているのにマイナスになってしまうという人もいると思う。

私は買い始めたタイミングが良かったのでまだこれから円高が進んだとしても利益は出るけど、いきなり上がるのはやめてほしい。


さて、今回はそんなインデックスでマイナスになってしまった人やこれから投資したいけど、今始めるのは怖いといった人におすすめの取引方法を紹介する。

その名もクロス取引

これを使うことで株主優待をほぼノーリスクで受けることができる。

積立NISA・ふるさと納税と並んでやらない意味が無いものだけど、これらより更にやっている人が少ないイメージがある。

恐らく面倒臭そうであったり、やり方が少し難しいといった理由でやらない人が多いのだと思う。

今回どういったものかを説明するので、是非理解して実践してほしい。

私は株主優待は制度のバグでいつかは無くなると思っているので、今やろう!

まずクロス取引を説明する。


クロス取引
ある銘柄の注文において同一銘柄・同数量の買い注文と売り注文を同時に発注し、約定させる取引のこと。

また、株価が変動した場合でも損益が相殺することを狙った取引であるという特徴がある。

そのため、リスクを抑えて株主優待を取得する手法として利用されることが多い。

そしてこの取引方法を利用して株主優待を得ることを優待クロスという。
つなぎ売りともいう

優待目的で現物を買うと、株価変動リスクもあるので配当権利確定したらすぐ売却ができない場合もあるが、優待クロスであれば売りと買いを同時に注文を出すので、そのリスクは無い。

ただ、信用売り(空売り)の手数料は必要になるので注意しよう。

今であればSBI証券楽天証券だと手数料が安いし、貸借銘柄(空売りできる銘柄)も多い。

続いて優待クロスのやり方を説明していく。



STEP1
買いたい株式(株主優待銘柄)の権利付最終日の寄付前までに、現物株式の買い注文と一般信用取引の新規売建注文を同じ株数で「成行注文」を行う。

ポイント
・同じ株数・同じ値段で約定するように、寄付前に同一執行条件で注文すること。
逆日歩が発生しないように、一般信用取引を利用すること。

STEP2
STEP1の注文が約定していることを確認し、権利付最終日まで保有する。
※買いたい株式がストップ高、ストップ安となった場合、一部約定や約定しない場合があるので注意。

STEP3
権利付最終日の15:15以降に、現物株式と信用取引の売建玉を品渡で決済する。

以上!

たった3STEPで、慣れれば注文作業自体は数秒~数分でできる♪

注意点
優待クロスを行う場合、以下のコストがかかり、証券会社によっても違うので必ず確認しよう。

・現物株式の買い手数料 (無料の場合あり)
信用取引の売建手数料 (無料の場合あり)
貸株料

そして、

手数料等のコスト<株主優待の価値

になっているかもチェック。

もしなっていなければ、本末転倒なのでその優待はやめておくという判断になる。


今回長文になってしまったが、優待クロスは手数料の気を付ければ本当にお得なので是非活用しよう。

ちなみに私は、優待クロスをやろうとして、100株買い、200株売りという謎の注文を誤って出し、無駄な損失を出したこともあるので、注文を出す際はしっかりセルフチェックしようね。(←普通そんなことにならねー。)