ペットとお金とお仕事

ペットや金融・会計についての日常を綴る経理社員

損切とは違う下がっても売却しない強さ(PCE・CPI)


マーケット
2022年8月19日㈮ 

日経平均(円)
28,930.33 -11.81(-0.04%) 19日 15:15 大引

NYダウ工業株30種(ドル)
33,706.74 -292.30 19日 終値

S&P500種
4,228.48 -55.26 19日 終値

ナスダック
12,705.215 -260.127 19日 終値

FTウィルシャー5000
43,018.87 -612.09 19日 終値

NY金(ドル/トロイオンス)
1,762.90 -8.30 19日 終値

NY原油(ドル/バレル)
89.91 -0.59 19日 16:58

円・ドル
136.86 - 136.88 +1.58 20日 5:49



金融用語インデックス ※随時更新
https://hunk.hatenablog.com/entry/2022/06/19/105905

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みなさんこんにちは。
ハンクです。

昨日のニュースでまた金融庁が保険会社(エヌエヌ生命保険)に立ち入り検査するようだ。


news.yahoo.co.jp


今月8/4のニュースでもマニュライフ生命金融庁から業務改善命令が出ていたところ。


news.nifty.com


オペレーティングリースや生命保険、設備投資関連も軒並み締め付けが厳しくなっていて良い節税商品が無くなってきている。

生命保険は単純返戻率が90%を超えるものは無くなってきており、私も会社の業務で探しているが全く見つからない。

また法の穴をすり抜けるような商品が出てはくるだろうが、それまでは適切に投資されたり、キャッシュが会社に残るという意味ではそれも会社にとって良いと私は考えている。

こういう節税商品はすごく考えられていて見ていて楽しいものではあるが。(変態)


※生命保険の節税の仕組みについては以下のブログで説明してるので参照してほしい。


hunk.hatenablog.com


さて、最近は日経やダウも上昇傾向(8/19は前日比マイナスだが)ではあるが、年初来で見るとまだマイナスだ。

来月のFOMCでどれだけの利上げが決定されるかで、大きく経済は動くだろう。
FOMCって何?については以下の記事参照

覚えることが多すぎるとやる気が無くなる - ペットとお金とお仕事



私は今はポートフォリオの現金比率を増やし、ドルコスト平均法での積み立てのみ実行して、今後リセッション入りして株価が下がってくれば、どんどん資金を注入していきたいと考えている。

FOMCがその利上げを決定するにあたり、参考にしているものがPCEデフレーターだ。

今日はそのPCEとそれに似ているCPIについて説明していく。



PCE
個人消費支出(PCE,Personal Consumption Expenditure)のこと。
米商務省が公表する、米国の家計が消費した財やサービスを集計した経済指標。
内訳はサービス支出70%と財(耐久・非耐久)30%で構成されている。
個人消費GDPの70%を占めるため注目される。

調査対象の範囲はCPIに比べ広い
基礎データの対象は、企業調査による小売販売データ
全国を対象


PCEデフレーター
個人消費物価の平均的な上昇を示す。
総合値のほか、価格変動が大きい食品・エネルギーを除くPCEコアデフレーターにも注目。
消費者の直接的及び間接的な支払い(保険制度による医療費負担等)を含む。
FRBが金融政策を決定する上で重視している指標。


CPI
消費者物価指数(CPI,Consumer Price Index)は国内物価の変動(インフレ率)を分析する重要な指標。

調査対象の範囲はPCEに比べ狭い
基礎データの対象は、消費者調査による消費者購買データ
都市部に限定(全消費者の約8割)

変動の大きい食品・エネルギーを除くCPIコア指数にも注目。
消費者物価指数(CPI)のうち、すべての対象商品によって算出される「総合指数」から生鮮食品を除いて計算された指数のことを示す通称。正式名称は生鮮食品除く総合指数。
生鮮食品とは、生鮮魚介、生鮮野菜、生鮮果物のこと。
消費者が直接的に支払う消費を対象とする。
住居費の比率が大きい等、算出方法の際からPCEデフレーターよりも上方バイアスが生じる。

ちなみにコアコアCPIは、食料(酒類を除く)とエネルギーを除いて算出した指数の俗称。


まぁ、上記指標の内、FRBが特に重要視しているのはPCEデフレーターなのでこれだけ覚えておいても良いと思う。
GDPの先行指標とされ、金利の上昇を決定する際に参考にされている。

これから私達個人投資家FOMCの結果で左右される株価に大きな影響を受けるだろう。

特に積み立てではない投資をどのタイミングでしていくかはこれから大切になってくる。

なので、経済や金融に興味を持ち、暴落したときに狼狽売りしないように知識をつけて都度判断していこう。