義務教育にもっと使えるものを
マーケット
2025年6月27日㈮
日経平均(円)
40,150.79 +566.21(1.43%) 27日 15:45 大引
NYダウ工業株30種(ドル)
43,819.27 +432.43(0.99%) 27日 17:30 終値
S&P500種
6,173.07 +32.05(0.52%) 27日 17:30 終値
ナスダック
20,273.459 +105.546(0.52%) 27日 16:00 終値
円・ドル
144.66 - 144.68 +0.61(0.42%) 28日 5:49
金融用語インデックス ※随時更新
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皆さんこんにちは。
ハンクです。
今日は以下のNHKのニュースについて書いてみる。
【家計の鏡】2194兆円の行方
──日本人は「守り」に入ったのか?
2025年3月末時点、日本の家計が保有する金融資産総額が2194兆円に到達した。
これは日銀が発表する「資金循環統計」に基づく数字だが、伸び率は前年比わずか0.3%。
この小幅な動きは、単なる経済データの停滞ではない。
「家計の心理」や「投資行動の変化」が静かに織り込まれた、ひとつの社会的な“内面描写”とも言える。
📉 株安の直撃──資産の10%が縮む
構成を見ていくと、とくに目を引くのが「株式など」だ。
総額268兆円と、依然として存在感はあるものの、**前年同期比マイナス3.9%**と明確に縮小している。
背景にあるのは、例の「トランプ関税ショック」。
🗣「自動車に高関税?やれるもんならやってみな」
🧨「では、発動準備!」(by トランプ氏、たぶん)
そんな政治劇が市場を冷やし、株価は一時的に大きく調整。結果として、個人の金融資産全体にも“負の揺れ”が広がった。
💰 現金・預金は安定。ただし中身は変化中
「現金・預金」は合計1119兆円と、ほぼ横ばい。
ただしその内訳に変化あり。
現金(紙幣・貨幣):前年比マイナス2.9%
預金(銀行口座など):微増 or 横ばい傾向
この数字が意味するのは、「財布からスマホへ」「タンスからアプリへ」というキャッシュレス化の進行だ。人々が“紙”を持たなくなったのは、現代家計の習慣的な進化とも言える。
🧠 考察:この「0.3%」は何を物語るか?
一見すると地味な数字だが、この前年比0.3%増には、現代日本の“家計心理”が濃縮されている。
🔍 観察ポイント:
▶リスク回避本能の強さ
株安時にリバランスするより、キャッシュ比率を維持。
これは「損を避けること」を優先する、日本人の行動経済的傾向だ。
▶政策影響の出方は緩やか
NISA拡充や投資教育推進が続く中でも、行動変化は一気に進まず。
▶「守る」ことに最適化されたマインド
このような資産構成は、日本人の**「攻めより守り」を重視するメンタリティ**の現れと考えられる。
歴史的には、バブル崩壊、失われた30年、リーマンショック、東日本大震災、コロナ危機など、経済的ショックが連続してきた。
こうした経験が日本人のリスク認知を変え、「失うくらいなら増やさない方がいい」という防御的心理を強化してきた可能性がある。
▶ 個人の行動変化:投資家デビューは“慎重派”、でもNISAは追い風
2024年のNISA拡充は、ちょっと背中を押されたくらいで崖から飛び降りることはしない日本の家計にとって、「とりあえず口座だけ作ってみた」という“投資未遂事件”を多発させた。
証券口座の開設数は伸びたものの、残高は「うーん、ランチ2回分かな?」というレベルにとどまっていたりする。
金融リテラシーの面では、「長期・分散・積立」と繰り返し唱えても、どうにも呪文のようにしか聞こえない向きも多い。
投資信託の説明会では、「それってギャンブルですか?」という質問がまだ飛び出すあたり、“株=危ない”という昭和マインドはなかなか手強い。
とはいえ、国も黙ってはいない。
「貯蓄から投資へ」と連呼し、金融庁や文科省が共同で“投資教育”に乗り出す様子は、いわば“全国民ちょい投資家化計画”。
実際、小中学校の家庭科でも「ライフプランニング」と称してNISAが登場する時代になってきた。
かくして日本の家計は、慎重ながらも一歩ずつ、「貯金箱」から「ポートフォリオ」への旅を始めている。転ばぬ先のNISA、というわけだ。
▶世界経済との連動性
一国の大統領(しかも再登場のトランプ氏)の一声で、日本の個人資産が数兆円単位で揺れる。
もはや「外部環境は自国の延長」と見るべき時代。
🔗 出典リンク集
個人金融資産 3月末時点で2194兆円 前年同時期比 伸び率小幅に | NHK | 金融
資金循環統計(速報)(2025年第1四半期)及び遡及改定について : 日本銀行 Bank of Japan
🎯 結び:
数字の裏に、人の「不安」と「慎重」が透ける。
2,194兆円──この巨大な数字は、ただの記録ではない。
「守りに入る家計」「変化をためらう心理」「でも未来に向けて少しずつ歩む姿」が、その裏にある。
なぜ投資が「文化」にならないのか
日本でも「貯蓄から投資へ」の掛け声は何度も繰り返されてきた。つみたてNISAや新NISAなど、制度的な後押しもある。にもかかわらず、現金比率は高止まりしている。
この背景には、「金融教育の遅れ」だけではなく、社会全体の価値観や老後不安、雇用の不安定化などが複合的に影響している。
加えて、金融商品に対する不信感も根強い。たとえば「銀行にすすめられた投資信託で損をした」「仕組債で元本が戻らなかった」といった経験談が世代間で共有されやすく、ネガティブな金融体験が語り継がれやすい文化もある。
次の転換点は「投資への信頼感」が回復するときかもしれない。
リスクを知り、選び、そして預ける。
そんな日本の家計像へ、静かに進化していけるか──それが2025年の焦点になりそうだ。
いつだって炎熱系最強は邪王炎殺黒龍波(円安・円高・為替介入・ショーター・外貨準備金)
マーケット
2024年4月26日㈮
日経平均(円)
37,934.76 +306.28(0.81%) 26日 15:15 大引
NYダウ工業株30種(ドル)
38,239.66 +153.86 26日 終値
S&P500種
5,099.96 +51.54 26日 終値
ナスダック
15,927.900 +316.140 26日 終値
FTウィルシャー5000
51,238.09 +502.69 26日 終値
NY金(ドル/トロイオンス)
2,347.20 +4.70 26日 終値
NY原油(ドル/バレル)
83.40 -0.45 29日 4:23
円・ドル
155.85 - 155.86 -2.34 29日 17:28
金融用語インデックス ※随時更新
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皆さんこんにちは。
ハンクです。
本日4月29日(月)日本は休日だが、為替相場は動いていてドル/円は面白い動きをしていた。
みんかぶ 米ドル/円 5分足チャート
ここ数日も円安が異常に進み、各国のショーター達が焼かれまくっていたし、焼かれた人たちが買い戻しを余儀なくされ、踏み上げていくということが繰り返されていた。
今日も円安進行で13時までは159円台を推移していたが、13時00分からの下落で13時05分には一気に157円台へ。
そして要所要所で反発はあったものの、そのまま段階的に急激な円高が進み一時154台になる場面もあった。
これはもう完全にAREである。
そう為替介入だ。
最近の円安進行で物価は上がり、為替介入を待ち望んだまま焼かれていったショーター達は思っただろう。
「やっとか!!!」と。
既に資産を焼き尽くされてしまった人たちにとっては余計にこの政府の動きは恨めしかっただろう。
今日の神田財務官への為替介入はあったのかの質問に対して回答はしなかったが、あの神田財務官の笑顔はなんともいえないものがあった。
さて、日本はなぜこれだけ物価高・円安で国民が苦しみ、良い円安など存在しないと言われているのに2年前に1度為替介入をしてから本日までしてこなかったのか。
(今日の為替介入がほんとうにあったかは来月の外国為替平衡操作の実施状況で財務省が発表するまでは確実ではないが、この短時間で5円とかのレベルで動いているのでもうあったものとする。)
答えは簡単でやらなかったのではなく、できなかったのである。
もっと正確に言うなら頑張ればできるがなるべくやりたくないのだ。
どういうことか。
そもそもこの為替介入と呼ばれる外国為替平衡操作は、ドルを売って円を買う行為のことだ。
円はいくらでも刷ることができるが、当然ドルを売るということはドルを保有していなければならない。
では今日本はどれぐらいのドルを持っているのか(これを外貨準備高という)。
これは財務省が毎月公表していて、2024年3月末時点の外貨準備高の内、外貨は日本円換算で180兆円程。
なんだ。しっかり準備金があるじゃないか。
と思うかもしれない。
だが、よく見てみてほしい。
その内154兆円が証券だ。
この証券が何かというと、外国証券のことで、実質的には米国財務省証券(米国債)なのだ。
外貨準備│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
米国債は簡単に売ることができない。
米国債を売って円高方向に向かわせることを米国がよく思わない。
米国にとっては国債も売られるわドルも弱くなるわで嬉しいわけがないのである。
そしてなけなしの外貨準備金(預金)を使ったところで本質的な解決にはならない。
2年前に為替介入をしたが、2年後(もっというと1年)には元に戻って今もあれよあれよという間に円安が進んでしまった。
とはいえ日本としては、何もしないと投機筋による円売りドル買いが進み、国力が弱り、我々の労働の価値も凄まじい勢いで失われていくのである。
だから為替介入や口先介入でなんとか凌いでいくしかない。
準備金を使い切ったとしても同じで、もう為替介入がないと投機家達にバレるとためらう必要がないので、ガンガン円が売られてしまう。
なので余力は残しつつ、いつ為替介入するかわからない状況を残しておく必要があるのである。
だからよくニュースで鈴木大臣や神田財務官があらゆる手段を用意しているとかわけのわからないことを言って牽制しているわけだ。
先ほど述べたように今日神田財務官が仕事やりきりましたみたいな笑顔を見せていたが、何も根本的な解決にはなっていない。
ある程度日銀や財務省の狙いも透けて見えるが、やはり根本解決には日本経済の成長を新たな圧倒的なリーダーシップを発揮する企業の出現が必須と考えるが、このあたりまで書くと長くなりすぎてしまうので、またの機会にしようと思う。
ではまた。
●円安
円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に少ない状態のこと。
例えば、日本人が旅先のハワイで買い物をするため、手元にある1万円をドルに両替する。
為替相場が1ドル=100円であれば、1万を100で割った100ドルになる。
しかし、もし為替相場が1ドル=125円であれば、1万を125で割った80ドルになり、このの場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより少ないドルしか取得できないので、円安ということになる。
これが円安である。
●円高
円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のこと。
例えば、日本人が旅先のハワイで買い物をするため、手元にある1万円をドルに両替する。
為替相場が1ドル=100円であれば、1万を100で割った100ドルになる。
しかし、もし為替相場が1ドル=80円であれば、1万を80で割った125ドルになり、この場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより多くのドルを取得できるので、円高ということになる。
これが円高である。
●ショーター
株や為替を買うことをロング、売ることをショートというが、ショートから入ってロングで設ける人たちのことをショーターという。
●為替介入(外国為替平衡操作)
正式名称は外国為替平衡操作で、為替相場の急激な変動を抑え、その安定化を図ることを目的に外国為替市場で通貨間の売買を行うこと。
例えば2024年4月現在急激な円安が進行しているが、あまりに投機的な動きが過ぎると日本にとって良くないので(そもそも輸入企業からすると円安は地獄だし、我々の実生活にも物価上昇等で大きな影響を与える)
、政府がドルを売って円を買い円安を一時的に解消しようとする動き。
口先介入といって、介入するぞするぞと市場を牽制して円安を進みにくくするという方法もある。
日本では、為替介入は財務大臣の権限において実施することとされている。
日本銀行は、特別会計に関する法律および日本銀行法に基づき、財務大臣の代理人として、その指示に基づいて為替介入の実務を遂行している。
●外貨準備金
政府や中央銀行が保有する外貨建て資産のこと。
債券や金、預金などで構成される。
為替介入の資金になるほか、通貨危機で外貨建ての債務の返済が困難になる事態に備えて蓄えられる。
日本は借金の一種である政府短期証券を発行して円資金を調達し、円売り・外貨買いの為替介入を行い、外貨準備を積み上げてきた。
財務省(外国為替資金特別勘定)と日銀が保有していて、その保有量のことを「外貨準備高」といい、財務省が毎月公表している。
中国やシンガポールでは、外貨準備を原資に政府系ファンドを設立し、外国株式などで積極運用するケースもある。
預金しかないのは日本円に全力投資しているのと同じ(r>g)
マーケット
2024年1月26日㈮
日経平均(円)
35,751.07 -485.40(-1.34%) 26日 15:15 大引
NYダウ工業株30種(ドル)
38,109.43 +60.30 26日 終値
S&P500種
4,890.97 -3.19 26日 終値
ナスダック
15,455.364 -55.132 26日 終値
FTウィルシャー5000
49,249.17 -12.15 26日 終値
NY金(ドル/トロイオンス)
2,017.80 +1.80 25日 終値
NY原油(ドル/バレル)
78.23 +0.87 26日 16:59
円・ドル
148.06 - 148.08 +0.39 27日 5:50
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皆さんこんにちは。
ハンクです。
会社で今期の利益が芳しくなく、もうすぐ決算だが決算賞与もあきらかに出ない数字だったので、やはり投資を頑張るしかないなと感じる今日この頃です。
今日はr>gについて解説をしていく。
r>g
経済学博士のトマ・ピケティが著書『21世紀の資本』の中で主張している理論。
「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示す。
18世紀まで遡ってデータを分析した結果、「r」の資本収益率が年に5%程度であるにもかかわらず、「g」は1~2%程度しかなかったため、資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いとい結論づけがされている。
ここで言われているのは資産を持っている人はより裕福に、労働しかしない人はいつまでも地を這うことになるということだ。
これは私も本当にそう感じる。
皆さんも自身や周りの人も見てみて、この1年で年収が100万円アップしたという人がどれぐらいいるだろうか。
恐らくは殆どの人がそうではないだろう。
だが、ただ投資信託(特に2023年は日本や米国)にお金を入れているだけで100万円含み益が増えたという人は多いだろう。
今インフレが進み、円安も脅威的なスピードで進行している。
2023年1月28日のドル/円が129.88円だったのに対して本日のレートが148.18円だ。
ざっくり1年で18円も価値が下がったことになる。
10万ドルもっていれば持っているだけで180万円儲かったことになり、逆に日本円で持っていればドルに対して180万円下がったことになる。
※物価とは異なるので、日本での価値が180万円下がったわけでは無いので注意
ここ2~3年でr>gの影響をもろに受けている。
これからもどんどん進行していくだろう。
現金しか持っていない人は投資をしていないわけではなく、日本円に全力投資しているという自覚を持つべきだ。
将来が不安でなければ気にしなくて良いが、もし不安ならとりあえずオールカントリーを積立投資しておけば少なくとも日本円に全力投資よりは何倍も安心だ。
お雑煮は絶対丸餅で白味噌(実質賃金・プライマリーバランス(基礎的財政収支)・対外純資産)
マーケット
2024年1月19日㈮
NYダウ工業株30種(ドル)
37,863.80 +395.19 19日 終値
S&P500種
4,839.81 +58.87 19日 終値
ナスダック
15,310.968 +255.320 19日 終値
FTウィルシャー5000
48,725.62 +583.40 19日 終値
NY金(ドル/トロイオンス)
2,021.60 +15.10 18日 終値
NY原油(ドル/バレル)
73.71 -0.37 19日 16:57
円・ドル
148.15 - 148.17 +0.39 20日 5:50
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皆さんこんにちは。
ハンクです。
今年に入って能登半島地震があり、JALの航空機が燃え、円安に逆戻りし、S&P500は史上最高値を更新し、日経平均が昨年末から2,500円程度上昇するという何がなんだか分からない状況でしたね。
私は昨年犬(ポメラニアン)をお迎えしたので、正月休みはずっと愛犬を愛でてました。
震災の影響を受けられた方々にとって今年これから良い年でありますように。
※少しですがYahoo基金を通して寄付させていただきました。
→今は石川県に直接寄付することができますし、北陸全体に寄付したい場合は日本赤十字社に寄付することも可能です。
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
令和6年能登半島地震災害義援金|国内災害義援金・海外救援金へのご寄付|寄付する|日本赤十字社
さて、年始色々あったが経済の話で言うと昨年も結局日銀が利上げするという話はなく、継続的な金融緩和の影響もあり株価が今年に入っても続伸し、給与も上がってはいるがそれ以上に物価が上昇しているため実質賃金はむしろ下がっているという状況だ。
実質賃金
労働者が実際に受け取った給与である名目賃金から、消費者物価指数(CPI)に基づく物価変動の影響を差し引いて算出した指数。
労働者が給与で購入できる物品やサービスの量を示しており、個人消費の動向にも影響する。
厚生労働省が毎月勤労統計調査で公表している。
要は給与の上昇率から物価の上昇率を差し引いたものと思ってもらって差し支えはない。
これが去年11月時点での実質賃金が前年同月比3%減になっており、20か月連続でマイナスという状態だ。
こうなると当然日本国民の生活は苦しくなる。
そして当然日本政府は対策を打つべきで、色んな人が言っている減税、特に消費減税は特効薬になりうるだろう。
でもぜーーーーーっっったいにやらない。
消費税を下げればプライマリーバランスを黒字化することが難しくなる。
プライマリーバランス(基礎的財政収支)
基礎的財政収支(プライマリー・バランス)とは、税収・税外収入と、国債費(国債の元本返済や利子の支払いにあてられる費用)を除く歳出との収支のことを表し、その時点で必要とされる政策的経費を、その時点の税収等でどれだけまかなえているかを示す指標となっている。
財務省はプライマリーバランスを黒字化することに躍起になっており、財務省とラブラブな増税クソメガネ岸田総理も当然意見が対立することはない。
もし消費減税をしてしまうと国の財源確保が難しくなり、結果借金が増えてしまうということがよく言われている。
借金が増えると国は赤字になってしまうということだ。
だが、日本の借金(国債)は日本円で発行されている。
日本円で発行されていて、借金が返せなさそうならまた日本円を刷ればいい。
ここは日本なんだから。
そもそも日銀が政府から国債を買い取って何が借金なんだろうか。
結局日銀も政府も同じ日本国の組織なのだから、問題は全く無いはずだ。
夫婦で家計を同じにしている場合、例えば我が家で私が妻にお金を貸して、それをハンク家の借金として計上するだろうか。
少なくとも私はそんなことしない。
そして、こんな話をすると今度はこんな反論がある。
「円を沢山発行すればそれこそ日本円の価値が下がりインフレが進行する!それはどうするんだ!」と。
そんな人には是非知っていただきたい。
日本の対外純資産が世界一であるということを。
対外純資産
日本の政府や企業、個人が外国に保有する資産から負債を差し引いたもの。
資産は政府の外貨準備高、銀行の対外融資、企業の対外投資といった額を合計。
負債としては海外勢の対日投資などがある。
つまり日本国や企業、個人が海外にどれぐらい資産を持っているかという指標だ。
これが日本は32年連続世界一なのだ。
円の価値が下がろうが海外に資産があるということは海外通貨を持っているも同義で、それを日本に戻す時には必ず日本円に戻す。
日本円に戻す時は当然その時のレートで戻すので、円安になっていても問題無い。
海外資産を持っていない人は今から投資すればいい。
ちょうど今年から新NISAが始まり絶好の投資開始タイミングだ。
もちろん国内に良い投資先が無いと思われていることの現れでもあり、国内投資も強くしていく必要はあることはもちろんだが、今回の消費減税の話とは少し逸れるのでまた別途述べていく。
株価も競馬も似たようなもの
マーケット
2023年5月19日㈮
日経平均(円)
30,808.35 +234.42(0.77%) 19日 15:15 大引
NYダウ工業株30種(ドル)
33,426.63 -109.28 19日 終値
S&P500種
4,191.98 -6.07 19日 終値
ナスダック
12,657.897 -30.941 19日 終値
FTウィルシャー5000
42,184.98 -93.69 19日 終値
NY金(ドル/トロイオンス)
1,981.60 +21.80 19日 終値
NY原油(ドル/バレル)
71.67 -0.19 19日 16:59
円・ドル
137.96 - 137.98 +0.15 20日 5:50
金融用語インデックス ※随時更新
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皆さんこんにちは。
ハンクです。
米国では債務上限問題や利上げ問題等先週もハラハラするニュースが盛り沢山でしたね。
私は債務上限は引き上げられ、デフォルトは回避されるし、利上げについては一旦ストップするがすぐには利下げしないと考えてます。
デフォルトについては、共和党が交渉一時離脱というニュースもありましたが、前回のブログで書いた通り結局は上限を引き上げデフォルト回避でまた株価は上がると予想。
利上げについては、FRBもソフトランディングを目指しているので(既に金融機関の破綻は始まっているが)、パウエルちゃんは投資家の信用を失ってはいますが、これ以上上げると本格的なリセッション入りすると考え、利上げを停止すると思います。
ここまではニュースにある通りですが、株価に反映されていた投資家のすぐに利下げに向かうという予想は外れると考えます。
もしすぐに利下げに転じてしまうと、今回パウエルちゃんはじめ、FRBが行いたかったインフレ退治という1番の目的が達成されないからです。
この表はインフレ率の指標、消費者物価指数(CPI)ですが、昨年2022年3月に始まった急激な利上げでFFレートを5.00~5.25%まで持っていってなんとかインフレ率を5%まで下げられています。
裏を返せばそれでもまだ5%です。
FRBはインフレ目標を2%としており、それを大きく上回っているのです。
もうしばらくこの金利を維持、少なくとも年内は維持しないと目標まで到底到達しないため、まだ利下げはしないでしょう。
もちろんこの高金利を長期間維持すると景気後退懸念もあるので、そのあたりが投資家の信用を失いつつあるFRBの腕の見せ所ではありますが、段階的に下げるにしてもすぐには実施しないでしょう。
皆さんはどう思われますか?
狼おじさん
マーケット
2023年5月12日㈮
日経平均(円)
29,388.30 +261.58(0.90%) 12日 15:15 大引
NYダウ工業株30種(ドル)
33,300.62 -8.89 12日 終値
S&P500種
4,124.08 -6.54 12日 終値
ナスダック
12,284.743 -43.764 12日 終値
FTウィルシャー5000
41,490.32 -79.62 12日 終値
NY金(ドル/トロイオンス)
2,019.80 -0.70 12日 終値
NY原油(ドル/バレル)
70.09 -0.78 12日 16:59
円・ドル
135.69 - 135.71 +1.15 13日 5:49
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皆さんこんにちは。
ハンクです。
イエレン米財務長官が、議会が債務上限を引き上げなければ連邦政府は幾つかの支払いを不履行とせざるを得ないと述べたことでニュースになっています。
早ければ6月1日に資金が尽きると議会に今月伝えていたようで、新たに債務上限を設定して国債を発行できなければ、発行済み国債の利払いが不可能になります。
もしそうなれば、公式には米国は過去100年デフォルトに陥ったことはないとされてますので、想像を絶する事態に陥るでしょう。
しかし米国は2011年にも、与野党対立の激化で債務上限を引き上げる立法措置が難航し、デフォルトまで数日の崖っぷちに追い込まれました。
米格付け大手S&Pは米国債の長期信用格付けを最高水準の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に1段階引き下げ。
世界の外貨準備に占める米ドルのシェア低下に拍車がかかったと指摘されます。
私はこれは本当に米国はアホだなと思っていました。
米国の軍事力よりも強力な自国の通貨や債権を自ら格下げするようなことをしてしまうのか。
全く分からない。
それもしょうもない内輪揉めで。
※2011年当時、アメリカ合衆国は政府の借金上限に達しており、上限引き上げが必要でした。
しかし、共和党と民主党の間で意見が対立し、上限引き上げについての合意が先延ばしになった。
当時、下院の過半数を握る共和党で債務上限の引き上げに抵抗したのは、草の根保守運動「ティー・パーティー(茶会)」系の議員グループだった。
現在の共和党で、デフォルトのリスクを盾にして影響力を振るう保守強硬派は、その流れをくむ。
そして、今回同じような事態に自ら突っ込もうをしている。
また与野党がお互い譲らないようだが、国が危ないときぐらいサッと歩み寄れ!
米国の債権や通貨、株を持っている人の気持ちも考えるんだ!
まぁ米国はどうなろうが全世界で暴落しようがインデックス投資家はただひたすら握力強く持ち続けるしかないわけですがね。
とはいえ、私は今回も結局は債務上限を引き上げ、デフォルトは回避されるとみています。
与野党にとっても、デフォルトを起こすリスクはさすがに分かっているでしょうし、むしろ今回の騒動でまた格付けが下がらないかが心配。
忘れてはいけないもの程持っていくのを忘れる
マーケット
2023年5月3日㈫
日経平均(円)
29,157.95 +34.77(0.12%) 2日 15:15 大引
NYダウ工業株30種(ドル)
33,684.53 -367.17 2日 終値
S&P500種
4,119.58 -48.29 2日 終値
ナスダック
12,080.506 -132.092 2日 終値
FTウィルシャー5000
41,408.48 -528.75 2日 終値
NY金(ドル/トロイオンス)
2,023.30 +31.10 2日 終値
NY原油(ドル/バレル)
70.21 -1.45 3日 5:58
円・ドル
135.59 - 135.60 -0.97 3日 19:03
金融用語インデックス ※随時更新
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皆さんこんにちは。
ハンクです。
5月2日、ファースト・リパブリック・バンクが破綻しました。
3月に米国で最も規模の大きい銀行の1つシリコンバレーバンクが破綻し、スイスに拠点を置く世界的な投資銀行クレディ・スイスがUBSに買収される等、景気後退が懸念される中での今回のニュースでした。
JPモルガン・チェースが資産や預金を引き継いだこともあってか、既に株価は織り込んでいたためか、ダウ平均はほとんど動きませんでした。
私はもっと下げると思っていたためショートで入りましたが、そこまで下落せず、なんだかなーといった感じです。
米国のデフォルトの話まで出てきていますが、これは米国お得意のデフォルトするする詐欺だと思います。
でもリセッションはするでしょ!という意見も多数出ていますが、得てしてそういうことを言う人が多いほどノーランディングやソフトランディングに落ち着くと考えてます。
まぁ、株価が暴落したらしたで、買い場到来となるわけでどっちに転んでもラッキー♪と思えるメンタルを身につけると投資は続きます。
最近部下が1人辞め、1人産休に入り採用をかけるも全く上手くいかず決算に突入して地獄を見ています。
そしてうちは女性が多く、男性の私には気持ちが分かってあげられないことも多く改めてマネジメントの難しさに直面しています。
そして他部署の問題にも巻き込まれ、もう何が何だか分からない状態ですが、今はっきりと分かることがある。
うちの会社のやつらは、自分は人に平気でぶつける言葉や態度を人から自分に向けられると烈火のごとく怒る。
例えば、普段から愛想を母親の子宮に置いてきたような態度で人に接する社員が、別の社員に態度が悪い社員がいると周りにその社員の愚痴を言う。
これが本当に信じられない。
うちは女性が多いことも要因かと思ったが(超偏見)、妻によると男性もメンヘラは多いらしい(妻の会社は男性が多い)。
長年勤めていると慣れてくるので、これから1つ1つ解決していくつもりだが、ふとした時にFIREがよぎる。
あと10年程度は続けるつもりだけど、やっぱりFIREっていいですよね。