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狼おじさん


マーケット
2023年5月12日㈮ 

日経平均(円)
29,388.30 +261.58(0.90%) 12日 15:15 大引

NYダウ工業株30種(ドル)
33,300.62 -8.89 12日 終値

S&P500種
4,124.08 -6.54 12日 終値

ナスダック
12,284.743 -43.764 12日 終値

FTウィルシャー5000
41,490.32 -79.62 12日 終値

NY金(ドル/トロイオンス)
2,019.80 -0.70 12日 終値

NY原油(ドル/バレル)
70.09 -0.78 12日 16:59

円・ドル
135.69 - 135.71 +1.15 13日 5:49




金融用語インデックス ※随時更新

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皆さんこんにちは。
ハンクです。

イエレン米財務長官が、議会が債務上限を引き上げなければ連邦政府は幾つかの支払いを不履行とせざるを得ないと述べたことでニュースになっています。

www.bloomberg.co.jp


早ければ6月1日に資金が尽きると議会に今月伝えていたようで、新たに債務上限を設定して国債を発行できなければ、発行済み国債の利払いが不可能になります。

もしそうなれば、公式には米国は過去100年デフォルトに陥ったことはないとされてますので、想像を絶する事態に陥るでしょう。

しかし米国は2011年にも、与野党対立の激化で債務上限を引き上げる立法措置が難航し、デフォルトまで数日の崖っぷちに追い込まれました。
米格付け大手S&P米国債の長期信用格付けを最高水準の「トリプルA」から「ダブルAプラス」に1段階引き下げ。
世界の外貨準備に占める米ドルのシェア低下に拍車がかかったと指摘されます。

私はこれは本当に米国はアホだなと思っていました。
米国の軍事力よりも強力な自国の通貨や債権を自ら格下げするようなことをしてしまうのか。
全く分からない。
それもしょうもない内輪揉めで。

※2011年当時、アメリカ合衆国は政府の借金上限に達しており、上限引き上げが必要でした。
しかし、共和党民主党の間で意見が対立し、上限引き上げについての合意が先延ばしになった。
当時、下院の過半数を握る共和党で債務上限の引き上げに抵抗したのは、草の根保守運動「ティー・パーティー(茶会)」系の議員グループだった。
現在の共和党で、デフォルトのリスクを盾にして影響力を振るう保守強硬派は、その流れをくむ。



そして、今回同じような事態に自ら突っ込もうをしている。
また与野党がお互い譲らないようだが、国が危ないときぐらいサッと歩み寄れ!

米国の債権や通貨、株を持っている人の気持ちも考えるんだ!

まぁ米国はどうなろうが全世界で暴落しようがインデックス投資はただひたすら握力強く持ち続けるしかないわけですがね。


とはいえ、私は今回も結局は債務上限を引き上げ、デフォルトは回避されるとみています。

与野党にとっても、デフォルトを起こすリスクはさすがに分かっているでしょうし、むしろ今回の騒動でまた格付けが下がらないかが心配。