こんにちは。
ハンクです。
組織を成長させるためには、心理的安全性が必要と言われています。
心理的安全性とは――「ぬるま湯」ではない、おさえておくべき意味を解説 - 『日本の人事部』
うちの会社では、心理的安全性の解釈が人それぞれで、先日会議の場で心理的安全性の解釈を発言した際、周りの部長達に笑われた。
それ自体は良いけど、各部署で本当に部下にとって心理的安全性を担保できているのかをしっかり考えた方が良いと思う。
私が考える心理的安全性にはまず、今まで上司と言われてきた人達の
『自分はえらい』
『自分の方が年上なので失礼なことは許せない』
といった感情は捨てて、例え部下が失礼な態度であったとしても、
まずは受け入れる姿勢が必要だ。
そうしなければちょっと言い方が気に食わないだけでその部下を注意していたら、部下にとっての言ってはいけないことが増えてしまい、発言がしにくくなってしまう。
そうすることで、部下側は
『あれを言ってはいけない』
『これを言ったら怒られる』
というように、発言を控えてしまい意見を言いにくくなる。
お客様の前で失礼な態度を取ると良くないので、上司の前でも気を付けることに意味があるんだと建前をただ並べても、部下側からすると結局心理的安全性なんか一生感じることなんかできない。
どうせ自分のことしか考えてないんでしょ。
もちろんお客様にも失礼に接しろというわけでなく、各部署の上司達、あなた方がしっかりその辺考えないと組織として弱くなるよということ。
部下をただの作業する人として使いたいのであれば好きにすればいいけど、そんな組織は淘汰されてしまう。
それに今はコンサルでうちに入ってくる人たちも、お菓子をボリボリ食べながら会議に参加してくる。
昔なら腹も立てたと思うが、今は何も感じない。
そんなことより大切なものがあると思うからだ。
今に世間的にも態度や話し方ではなく、その人の価値観や考え方を自分達にどう取り入れて成果を出すかが大切になってくる。
自分への態度が気に入らないとヘソを曲げている暇なんか本来はないはずだ。
私も経理という組織を預かる身として部下(部下という言い方が下に見ているという考えもあるけど)が働きやすいかどうかは意識しているし、成果とのバランスも取ろうとはしている。
大事なのは社員1人1人が成果を出し、お客様や社会に貢献できることであって、お前達の機嫌なんか世間は知らない。
部下の意見が出にくい組織では、変化の激しい令和の時代に生き残っていけない。
自分達のことよりももっと全体のことを考えてくれ。
ということで、まずは相手は受け入れる度量が必要だよねというお話でした。