ペットとお金とお仕事

ペットや金融・会計についての日常を綴る経理社員

リセッション(景気後退)こそ買い


2022年6月3日㈮ マーケット
日経平均株価(円) 27,761.57 +347.69  3日終値
NYダウ工業株30種(ドル) 32,899.70 -348.58 3日 終値
S&P500種 4,108.54 -68.28 3日 終値
ナスダック 12,012.734 -304.164 3日 終値
FTウィルシャー5000 41,736.70 -678.34 3日 終値
NY金(ドル/トロイオンス) 1,850.20 -21.20 3日 終値
NY原油(ドル/バレル) 120.26 +3.39 3日 16:59
円・ドル 130.79 - 130.81 +0.91 4日 5:50



皆さんこんにちは。
ハンクです。

リセッション入りするかどうか心配な投資家も多いと思うが、ここは淡々と投資し続ける、もしくはリスクを取る局面かとも思う。
多くの人は景気が良い時に高値で掴み、こういった相場で売って損をするものだから。

今日はそんなリセッションについて話をしていく。





リセッション(景気後退)
資本主義経済での経済活動には景気の拡張期と後退期が数年を周期として交互に繰り返される景気循環がある。
景気の拡張期の上限で後退に入る転換点を景気の山、その逆を景気の谷と言い、その山から谷までの間を指す。
景気が低迷し不況にいたる過程の状態。
また、景気が改善し好況にいたる過程の谷から山までを景気拡張局面という。


要は景気が落ち込んできていますよということ。

ちなみに欧米では、GDP国内総生産)が2四半期(1四半期は3カ月)連続でマイナスの数値を記録すると、リセッションのサインとして捉える。
いわゆるテクニカル・リセッションだ。

これに対して日本では、GDPではなく、内閣府が毎月公表するDI(ディフュージョン・インデックス)という景気動向指数を基準としている。

DIは複数の経済部門の景気を総合した指標で、3カ月前と比較して景気が改善した経済部門の割合をパーセントで表したものだ。

DIが50%を下回ると、景気が良くなっていない部門のほうが多いことを示し、この状態が続けばリセッションと判断される。

通常、リセッションの判定は多くの経済指標を一定期間観察した後で行われるので、1年以上遅れて発表されることもある。

結構遅い。


アメリカでは2023年にリセッション入りするという話が出てきているが、これについても私の考えを述べようと思う。

toyokeizai.net


※記事中にある逆イールドはまた説明するが簡単に言うと、国債長期金利よりも短期金利が高くなることを言い、リセッションの兆候とされている。
→私はジンクス程度にしか捉えていないが。


結論としては冒頭に述べたように、インデックス投資であればどんな状況であれ、積み立て続けるのが最良の策だし、むしろそういった局面を迎えたら余剰資金をなるべく投資に使うべきと思う。

多くの人はリセッション入りで、株式を現金化してしまうが、もし長期で投資を考えているのであれば、皆が投げ売りしている時にこそ買い漁るべきだし、この時に買わないと結局は高値掴みになってしまう。

リセッションの最長期間は18ヶ月なので、短期で利益を出したい場合はショートポジションをとる必要もあるだろうが、素人には中々難しい。

長期投資家にとってもメンタルが試される場面だ。

だが、逆に言うとその期間を耐えられるメンタル、むしろ買い足せる余力や気持ちがあれば投資の成功は約束されたようなもの。

株はご存じの通り、安い時に買って高い時に売らないと儲からないのだから。

リセッションの中をどう運用していくかで20年後の利益は全く違ったものになってくるだろう。

ではまた。


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